はじめてバレエを習うなら、結局は子供自身が先生や教室の雰囲気が合うのかどうか?そこに尽きると思います。私自身も(もちろんバレエの知識なく)自分の社会経験や価値観から、お教室を変えたほうが良いのではないだろうか?本当にこの教室でよいのか?ネットや他のお教室に通うママ友から情報収集して悩んだことも多々ありました。
バレエを習うきっかけ
姫子はお友達の発表会を見に行って「私もバレエやりたい!」と言い出し、バレエを習うとお金がすごくかかると聞いていたので、きっと放っておいたら忘れるかな?っと半年くらいスルーしていましたが度々「姫子もバレエやりたいな」と言い続けるので、レッスンのチラシの入ったお教室に体験しにいったところ、楽しそうにレッスンをうけ「姫子もバレエやる!」という娘の笑顔に負け、レッスン曜日・時間が私の仕事と両立できそうだったので、そこの教室に通うようになりました。
教室の雰囲気
正直、他の教室の先生や雰囲気はわかりませんが、想像していた雰囲気ではありませんでした。
イメージいていたのは、ちょっと高貴な雰囲気で言葉遣いも丁寧な私の苦手とするようなタイプの先生が、きれいな言葉で笑顔の裏が読めないような少し冷たい感じなのかな?・・・。
しかし、都会でもなく田舎でもない地方なのもあるのかもしれませんが、すごく美人な先生はまだまだ若そうな方なのに訛りまじりで男言葉を話す方でした・・・ギャップがすごい💦
体験レッスン時も、勧誘とか一切なくこちらから「もし習うとするとどうすればよいですか?」と聞いて初めて「発表会があるので、発表会に出演しないのであれば終了後にレッスン開始になります」「出演するのであれば、来週から来てください」
「えっ?そんなすぐ発表会って出ていいんですか?」
「問題ないですが、出演するとしたら1曲だけになります」
「出演料はお幾らになりますか?」
「一曲だけなので、お衣装代2万弱くらいですかね?」
なんだろう・・・すごく良心的・・・?
本人の希望を聞いて、発表会レッスンから入会することにしました。
発表会リハーサルで洗礼
まだ年中さんだった姫子も日々のレッスンは終始楽しそう♪
・・・まだスキップとかその場で足踏みとかのレベルですが・・・
ところが、全クラス合同のリハで洗礼を受けることに!
教室ではなく、別会場でのリハ。場所がわからなくなり間違えた場所で踊ると
「違うって!一つ右の線だって!」っと先生の怒鳴り声💦
いつもと違う先生の様子に母衝撃!!
上のクラスのリハ中は
「音あってない!」
「てめーらやる気あるのか!」
と立て続けに罵声がぁ~(;゚Д゚)
同じクラスの先輩ママに「いつもと雰囲気が違うのでびっくりしました」
先輩ママ「去年は周年記念の発表会だったからもっとすごかったよ」
「今年はまだいいほうだよ」
(;゚Д゚)(;゚Д゚)そうなの?えっ姫子ついていける??
母の心配をよそに、姫子は表情変えずなんにも感じてない様子。
この時にバレエは絶対必要なわけではないし、姫子が「辞めたい」って言ったらすぐ辞めさせようと思いました。
何故、今の教室を継続しているのか?
始めたときは、たまたまチラシが入っていたからという理由だけで今のお教室に通うことになりましたが、調べるとバレエ教室ってたくさんありました。家から徒歩圏内に他に3か所も!
長く通う中で、レッスンの雰囲気や姫子の様子を見て、他の教室の情報を集めてそこに通っているお友達のママから情報を聞き、すごく悩みました。
バレエが大好きになり一生懸命な姫子からバレエを習うことを辞めさせることではなく、教室を変えることを考えたこともありました。でも、本人は今の先生を大変リスペクトしてるのです。今の先生だからバレエが好きになり、「先生のように踊れるようになりたい」「一緒に舞台に立ちたい」そこが姫子の今の目標なのです。
保育園の時から先生と合わないが多くある子でした。保育園の先生、ピアノの先生(4回先生変わりました)書道の先生(3回先生変わりました)塾の先生(複数名)学校の先生。合う・合わないがはっきりしていて、ほぼ合わない。でもバレエの先生は大好きなんです。
何故??
私の見解ですが、バレエの先生は建前がない、すべて本音でしか話さない事。姫子を子ども扱いしないで本気でぶつかってくるからなんだと思います。
母としては、レッスン中の罵声や姫子の泣く姿。ほめることはまずないので、良くなったところまでまた悪くなってまた罵声!そして、指導の偏り・無視されることも多々あり。
見ていられなくなり「辞めたってほかの教室もあるんだよ?」っと姫子には情報を与え、それでも今の教室が良いという姫子の意思を尊重し継続しています。
教室を選ぶ・変える
最初のお教室選びについては、正直、近いとか安いとかで良いと私は思います。
先のことは、その子の気持ちや成長に合わせて考えてもいいのではないでしょうか?
始める年齢にもよるところはありますが、就学前や小学校低学年なら子供自身が楽しめる環境・先生や雰囲気があったところでいいと思います。
バレエを続ける中で、子供自身の目標がもしプロバレエダンサーになりたい!っとなったときに改めて通っているお教室の実績や先輩ダンサーがどういう道に進んでいるのかを確認し、もしプロ目指すにはちょっと・・・ってなったときに他のお教室に変えてもいいと思います。
逆にそこまでじゃない、趣味程度でいいということであれば、今のお教室が、「ガシガシ指導」「ガンガンコンクール」であれば、それもまたほかの教室を探してもよいですし、大きいお教室であれば、ガンガンではないクラスも別に持っている所もあります。
教室を変える時の注意点
バレエの世界はとても狭いです。
各地域、先生達の繋がりが結構あり、教室を変えたときに実は先生同士知り合いで情報が筒抜けということもあります。
姫子の教室にも他の教室から移ってきた方がいらっしゃいますが、繋がりのある教室で、前の教室には「親の仕事が変わり、通う曜日が合わなくなった」という理由で、移る教室のことも正直にお話をしてから移ったそうです。あとは「引っ越しで距離が遠くなる」という理由で、前の教室の先生から紹介で移ってきた方など。
バレエを続けるのであれば、お世話になった先生に必ず相談・ご挨拶をした上で変更することをお勧めいたします。
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