バレエ・コンクールまでの壁(ルルベが低い問題)

バレエ

初めてのコンクール出場に向け、レッスンを開始した姫子。通常レッスンでは深く考えたこともなかったことがたくさん出てきました。

最初にぶちあたったのは、「ルルベが低い」原因は、足首の可動域が狭いこと!!

ルルベについてはこちら

バレエ初心者の私はルルベのことを「究極の背伸び」と表現しておりましたが、「姫子、背伸びして」というと床から良くて3センチ程度しか踵が浮かないのです💦

本来バレエではポイントで伸ばした足首は180度まっすぐ(以上)伸びなければいけないところ姫子は100度行くか行かないか(むしろ直角のままではないか?)そもそも将来ポワントは絶対無理!!

そこから毎日、先生に教えてもらった足首ストレッチを開始!

足首ストレッチの方法

ちょう座で座り、足の甲を私が両手でつかんでひたすら足首側から足先に向けて伸ばすようにしごいていく。それを両足30秒3セットを毎日繰り返しました。

2か月くらい継続すると130度くらいまで伸びるように。

それでもまだまだ必要な可動域まで到達せず( ;∀;)

ほとんどの子は、このストレッチで可動域が許容範囲内に修正されるそうですが、姫子の足首はこれだけでは、伸びることはなく続けるうちにアキレスの痛みがでるように( ノД`)

足裏の筋力不足も低ルルベの原因

どうにか足首問題を解決するために、ネットで検索

でも出てくるのは、姫子の問題よりも甲だしのためのトレーニングやそもそもある程度足首が伸びる方がもっと伸ばす為の方法が多く、バレエ整体の方が題している書籍も購入しバレエのための解剖学も読みました。結局解決策が見つからず。

どうにかバレエダンサー向けの整体を行っている先生の所に相談に行きました。アキレスの痛みも出ることなく60分間の施術を受け、なんと160度くらい伸びるように!!

しかし、伸びた足首(ルルベを維持した状態)をレッスンで活かすことができず、1週間もするともとに戻ってしまいました。

ストレッチや整体だけでは、意味がないのではないか?っと疑問に思い行きついたのはスポーツトレーナーの方のブログ。

実際に相談すると、足首の可動域を広げるストレッチと並行して、足裏の筋力強化が必要とのこと。

足首の柔軟性と同時に足裏の筋肉を使って踵は下へ握るような動きがあるからルルベは高くなる。

足首を下に伸ばすだけの動きをすると踵もふくらはぎ側に上がってしまうことによりアキレスに痛みが出てしまう。それは間違ったストレッチ方法であり、踵は上がらないよう固定してストレッチを行うのが正解との回答をいただきました。

足裏の筋トレ方法

足裏の筋トレ方法もネットではたくさん紹介されています。

でも姫子はまだ年齢も低く、ゴムバンドでガシガシ筋トレはNGとのこと

●直径3~5センチ程度のスーパーボール(ハンカチを丸めたものとかでもOK)足の指で握り、足首を回します。10回、反対回しも10回。

●足がちょうど床につくくらいの椅子に浅く座り、片ずつ親指と小指だけ床につけほかの指は上げる10秒3セット

地味なトレーニングですが、一気に改善してあげたいですが、故障の原因になる可能性もあるので1年くらいかけて徐々に改善を目指す。

ガシガシやると故障の原因になるそうです。

ストレッチはアキレス側に痛みが出たら即中止。

痛みがなくなるまで安静にすること。

痛みを我慢して続けると故障の原因になるそうです。

また、痛みが出るということは間違った伸ばし方をしている可能性がありますので、特に踵を挙げた状態で伸ばしていないか確認してあげる必要があります。

姫子は最初に出場したバレエコンクールには、正直間に合いませんでした(審査員評価コメントにも”ルルベを高く”と書かれてました)

それでもレッスンスタート時よりだいぶ(相当)ルルベは改善されました。

コンクールチャレンジ2シーズン目では評価コメントに”ルルベを高く”はなくなり、ひいき目でも許容範囲になったと思います。

※2シーズン目では別のアプローチ(トレーニングも取り入れましたので別の機会にご紹介します)

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